Hacobuは8月23日、IoTとクラウドを統合した物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」上で提供しているバース管理ソリューションを、8月からドライバーの受付時に入力できる項目を追加したと発表した。
機能追加で、到着したドライバー情報に加え、商品分類や車両の形態、荷姿や荷量に至るまで、より詳細な情報をデータとして記録・蓄積できるようになる。
機能追加後の入力項目は、出荷元/出荷先名、取引先名、商品分類、運送会社名、車両番号、ドライバー名、ドライバー携帯電話番号、車両形態、商品形態、荷姿、荷量、荷物概要、連絡事項。
これらの内容から必要な事項を選択可能になる。
機能拡充は、より詳細な情報を受付時に記録したいという顧客の声をもとに開発したもの。Hacobuでは今回の機能強化をきっかけに、バース管理ソリューションでの受付機能の活用範囲が更に拡大することを見込んでいる。
Hacobuのバース管理ソリューション・受付機能は、倉庫や物流センターで、普段利用しているパソコンやタブレットを使用することで簡単に始められ、導入することで紙の帳簿が不要。
専用の機器やアプリのダウンロードは必要なく、所有するパソコンやタブレットを使用できるためすぐに運用を開始できる。
予約機能と連携することで、車両情報の事前共有や車両受入予定バースの計画作成が可能。従来はトラックが到着した順番で待機をしていたものを、事前に予約することで計画的なバース誘導ができ、待機時間の削減や庫内作業の効率化を図ることが可能になる。
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