サントリー食品インターナショナルは9月7日、長野県大町市で約100億円強を投じ、倉庫を併設した「サントリー天然水」の新生産拠点を建設すると発表した。
長野県大町市と立地協定書に調印し、41万m2の敷地を確保した。
拠点や商品の名称、延べ床面積は未定。2019年春の着工、2020年末の稼働を予定している。
550lm入りと2l入りを生産する計画で、年間生産能力は1000万ケース(1ケースは550lm入りペットボトル換算で24本)を予定。
出荷エリアは長野県内をはじめとする東日本を検討しており、既存の南アルプス白州工場とのすみ分けを考慮して決定する。
サントリー天然水は、2016年、2017年と連続で年間販売数量1億ケース超えを達成。2018年は、1億1000万ケースを超える計画を立てており、上半期では対前年109%と大きく伸張している。
■新生産拠点の概要
所在地:長野県大町市常盤西山地区
取得面積:41万m2
事業内容:サントリー天然水の製造、保管、配送
着工予定:2019年春
稼動予定:2020年末
年間生産能力:1000万ケース(予定)
主要建物:製造棟・倉庫棟