セイコーエプソンは9月13日、長野県塩尻市の広丘事業所でイノベーションセンターB棟を着工したと発表した。
2017年10月に建設計画を発表していた施設で、2019年度末の竣工・稼働開始を目指す。
160億円を投じ、延床面積3万9500m2の建屋を建設する。
1階を商業・産業用大型印刷機の試作・量産工場と、デジタル捺染(布地に模様を印刷する染色方法)のテストラボエリア、2~3階をオフィスエリアとする3階構造を予定。
建設によって、同社が注力している商業・産業印刷分野の研究開発力・生産技術を強化するほか、関連部門をオフィスエリアに集約し、業務の効率化を図る。
■イノベーションセンターB棟の概要
投資金額:160億円
稼働時期:2019年度末
延床面積:3万9500m2
建築構造:鉄骨3階建て