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スズケン/医薬品メーカーの一気通貫流通を受託

2018年09月18日/SCM・経営

スズケンは9月14日、子会社のエス・ディ・コラボが、10月にレコルダティ・レア・ディシーズ・ジャパン(レコルダティ)が製造販売承認の承継と販売移管を受ける「カーバグル分散錠 200mg(カーバグル)」について、メーカー物流をはじめ、卸物流である医療機関への販売までの流通業務を、一気通貫で受託したと発表した。

レコルダティが「カーバグル」(希少疾病用医薬品)の販売移管を受け、日本に新規参入するにあたり、エス・ディ・コラボのこれまでのメーカー物流とスペシャリティ医薬品流通の実績をはじめ、日本新規参入メーカーの受託実績、厳格な温度管理を要する保冷品の緊急物流スキームの機能を評価したもの。

受託業務は、メーカー物流としての保管管理と医薬品卸会社までの輸配送、製品特性に応じた対象医薬品の国内流通(卸物流)、使用成績調査の支援。

受託業務開始予定日は、9月下旬。

なお、スズケングループでは卸物流で10月以降順次、一定の温度帯を長時間維持できるように改良した「輸配送保冷ボックス」を使用する。これにより、さらに厳格な温度管理が実現できるものと考えている。

エス・ディ・コラボでは、2005年の創業以来、製薬企業が抱える国内流通に関するさまざまな課題を解決し、あらゆる製品の上市支援を行ってきた。

その結果、この件を含め現在までに、メーカー物流においては48社、希少疾病用医薬品流通においては 17社27製品の受託実績がある。

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