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ヤマト運輸/仙台市に3.8万m2の東北の中核施設竣工、10月1日稼働

2018年09月27日/3PL・物流企業

ヤマト運輸は9月27日、新たに東北地域の中核施設として開所する「宮城物流ターミナル」に、東北支社と、宮城主管支店を移転し、10月1日より稼働を開始すると発表した。

<宮城物流ターミナルの全景>
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<位置図>
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従来の施設では狭小になったことから、施設・設備の仕分け能力を大幅に増強し、新たに宮城物流ターミナルとして開所したもの。

宮城物流ターミナルには、ヤマト運輸をはじめとするヤマトグループ10社が入居し、各社が持つ様々な機能を組み合わせ付加価値の高い物流サービスを顧客に提供するとともに、社員がより働きやすい環境の構築を進めていくとしている。

<クール仕分け機器>
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<冷蔵冷凍倉庫>
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<保育施設>
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<社員食堂>
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<パウダールーム>
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宮城物流ターミナルは、仕分け能力が、従来施設と比較し約1.5倍に拡大するため、宮城県内のみならず東北地域全体の荷物を集約することが可能となり、より効率的なネットワークが実現する。

従来より全国屈指の取扱量であったクール宅急便の仕分け機能を約2倍に拡大し、新たに冷蔵・冷凍倉庫を併設することで、水産加工品や農産物などの保管・発送に柔軟に対応する。

また、施設内に保育所やパウダールームを設置するなど、より働きやすい環境を整備している。

立地は、東北自動車道「泉IC」より約2.5㎞、仙台駅から約10㎞と交通アクセスに優れ、関東と東北・北海道を結ぶ中継・集約の拠点として最適な場所。また、地震や水害の発生リスクが極めて低く、BCP(事業継続計画)の観点でも優れている。

<開所式典の様子 左からヤマト運輸の平塚俊彦宮城主管支店長、長尾 裕社長、黒岩俊也執行役員 東北支店長、フィブイントラロジスティクスの松本 孝浩社長>
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■概要
所在地:宮城県仙台市泉区明通(あけどおり)3-3-1
敷地面積:6万4817.42m2
延床面積:3万8813.01m2
構造・規模:ターミナル棟 倉庫2階・事務所4階
      物流棟 倉庫2階・事務所2階
稼働開始日:2018年10月1日
入居会社:ヤマト運輸(東北支社・宮城主管支店)、ヤマトロジスティクス(宮城ロジセンター)、ヤマトシステム開発(仙台営業所)、ヤマトホームコンビニエンス(東北統括支店)、ヤマト・スタッフ・サプライ(北日本統括支店・宮城支店)、ヤマトボックスチャーター(宮城支店)、ヤマトフィナンシャル(東北統括支店)、ヤマト包装技術研究所(東北営業所)、ヤマトリース(宮城営業所)、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン、(東北美術品支店 仙台出張所 仙台海外引越駐在員事務所)

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