北越コーポレーションは9月28日、コンテナ増強による紙製品輸送のモーダルシフトの取り組みを発表した。
取り組みは、紙製品の輸送について20フィート(約10トン)コンテナ45基を自社で製作・保有し、トラック輸送から環境負荷の小さい貨物輸送へ切り替えることにより、モーダルシフトを推進させていく。
関西方面への輸送を例にとると、貨物輸送の場合のCO2排出量は、トラック輸送に比べ約9割削減される。
実施するコンテナ増強に関する取り組みにより、従来12フィートコンテナ(約5トン)では対応できなかった紙の巻取製品の積み方を顧客の要望にあわせた積み方に変更することができるため、作業効率のアップや工場から顧客の指定する倉庫等へ最短で届けすることが可能となる。
さらに、近年問題となっているトラック不足にも対応するもの。
なお、この10月より、まずは関西方面を主体に、新潟工場で生産された紙製品を自社コンテナで顧客に届ける予定だ。