フェデックス エクスプレスは10月26日、航空専門家を目指す学生を対象にした奨学金制度の創設に向けて、250万米ドルを提供することを発表した。
<フェデックス エクスプレスと米国6大学関係者>
資金は、フェデックスがフェデックス・パープル・ランウェイ・アビエーション・スカラシップ・プログラムで提携しているメンフィス大学とデルタ州立大学、ノースダコタ大学、インディアナ州立大学、テネシー応用技術大学、アーカンソー州立大学ミッドサウスの米国6大学で、パイロットや航空機整備技術者などの育成に活用される。
フェデックス エクスプレスのデビッド・カニングハム社長兼最高経営責任者は、「輸送の現場では、定年退職を迎える、または定年退職間近の社員が多い一方で、Eコマースによる航空・陸上輸送の需要増加に拍車がかかっている。フェデックスでは才能あるパイロットや整備士、その他の航空専門家とのつながりを強化するため、教育機関とともに取り組んでおり、フェデックス・パープル・ランウェイ・アビエーション・スカラシップによって業界におけるキャリア育成をサポートする」とコメントした。
フェデックスは4月2日に、フェデックスのフィーダー航空会社2社に対して、将来的にフェデックスでパイロットとして働くための技能と経験を積みたいと願う人材の、雇用と育成をサポートするアビエーション・パスウェイズ・プログラムを発表している。フェデックス・パープル・ランウェイ・アビエーション・スカラシップは、このプログラムの一環。
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