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NSユナイテッド海運/4~9月の売上高12.3%増、営業利益24.3%増

2018年10月31日/決算

NSユナイテッド海運が10月31日に発表した2019年3月期第2四半期の業績は、売上高760億8100万円(前年同期比12.3%増)、営業利益47億6100万円(24.3%増)、経常利益44億6400万円(43.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益43億9200万円(20.0%増)となった。

外航海運事業の業績は、前年同期比で増収増益となった。ドライバルクでは船腹の需給バランスが改善傾向を維持したほか、ケープサイズ型ばら積み船とパナマックス型以下の中小型ばら積み船では市況が堅調に推移。一方で、タンカーはVLCC(大型原油運搬船)・VLGC(大型LPG運搬船)とも市況が低迷した。

内航海運事業の業績は、前年同期比で増収増益となった。ドライ貨物が堅調だったほか、セメント関連貨物も安定した輸送量を確保。タンカーはLNG輸送での需要低迷などがあったものの、効率的な配船・運航に努め一定の輸送量を確保した。LPG輸送は民生用が夏場の需要減退期を迎え、工業用が内需低迷の影響を受けた一方、化学原料用は好調な国内需要を受けて輸送量が増加した。

通期は、売上高1520億円(9.4%増)、営業利益93億円(26.3%増)、経常利益81億円(45.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益90億円(36.1%増)を見込んでいる。

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