日通総合研究所とゼンリンデータコムは11月29日、倉庫・工場内でのフォークリフトの稼働状況を可視化し、必要なフォークリフトの台数を算出するサービス「ろじたんフォーク」を開発したと発表した。
＜サービスの流れ＞
12月からサービスの提供を開始する。フォークリフト10台、倉庫広さ1500m2を想定した標準価格は120万円。
ろじたんフォークは、日通総研の倉庫作業計測サービス「ろじたん」と、ゼンリンデータコムの「屋内動態管理ソリューション」を組み合わせて開発した。
＜ビーコン・センサーの設置イメージ＞
フォークリフトと倉庫・工場内の壁・柱・天井などに設置したビーコンとセンサーにより搭乗・積載・位置データを自動で計測・収集し、ゼンリンデータコムの屋内測位の独自技術によってフォークリフト動線などの情報を取り込むことで、従来よりも簡単で安価なフォークリフトの稼働状況の可視化と必要台数の算出を実現した。
＜定型レポート例＞
ビーコンとセンサーを設置するだけで導入可能で、機材もレンタル貸出のため低コストで利用可能。また、日通総研の物流改善ノウハウを活用した分析によって、フォークリフトの適正台数と改善の助言を定型レポートで作成するサービスもワンパッケージで提供する。
