外務省は12月11日、アフリカのギニア共和国との間で、供与限度額5700万円の無償資金協力「国道3号線スンバ橋架け替え計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われたと発表した。
この計画は、キンディア州ドゥブレカ県コリア郡で、老朽化により落橋の可能性があり、かつ、十分な幅員が確保されていないスンバ橋の架け替えを行うことにより、首都コナクリから同国北部や近隣諸国に通じる国道3号線の円滑な物流の維持・促進を図り、もってギニアの経済インフラの整備及び西アフリカ域内の連結性向上に寄与するもの。
ギニアは、1958年の独立後も十分なインフラ整備が行われなかったため、都市間道路の整備の遅れや都市への人口集中を背景にした都市部・郊外における交通渋滞などの問題を抱えている。