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大和物流/神奈川で物流総合効率化法認定の物流センター稼働

2019年02月28日/物流施設

大和物流は2月28日、神奈川県海老名市で建設していた「海老名物流センター」を3月1日に本格稼働させると発表した。

<外観>
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<庫内>
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敷地面積1万2000m2、地上2階建て延床面積1万2000m2の施設で、2018年10月末に竣工後、同12月から順次稼働を開始し、本格稼働に至った。

<従来>
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<今後>
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新施設には、大和ハウス工業の竜ヶ崎工場で生産した住宅部材を神奈川県・東京都三多摩エリアへ配送する際、中継拠点となっていた相模原市内2か所の物流センターを集約。

トラック走行距離を年間36%削減、作業時間・トラック待機時間を合計70%削減と、作業生産性の向上と輸配送業務の効率化への効果を見込まれ、大和ハウス工業との2社共同で、国土交通省から「改正物流総合効率化法」の認定を受けて建設された。

<周辺図>
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建設地は、圏央道「海老名IC」や東名高速道路「厚木IC」、新東名高速道路「厚木南IC」から至近の広域配送が可能で、都心までも1時間と、南関東エリアの輸配送拠点に適した立地となっている。

<ソーラーパネル>
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また、屋根に1900枚・総発電容量570kWのソーラーパネルを敷設したほか、省エネ性に優れるLED照明を全館に導入するなど、環境に配慮した省エネルギー運営を徹底している。

■海老名物流センターの概要
所在地:神奈川県海老名市社家455
敷地面積:1万2349.46m2
延床面積:1万1817.42m2
構造・規模:鉄骨造地上2階建
最寄りIC:圏央道「海老名IC」から2.5km
最寄り駅:JR相模線「社家駅」から800m
貨物用エレベータ:3台(3.6t×2台、4.5t×1台)
床荷重:(1F)2.0t/m2、(2F)1.5t/m2
環境・省エネ対策:全館LED照明導入、ソーラーパネル敷設(1900枚、総発電容量570kW、年間予定発電量68万kWh)
着工日:2018年3月3日
竣工:2018年10月31日(2019年2月12日に全工事完了)
稼働:3月1日(2018年12月1日から順次稼働中)

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