日野自動車は5月7日、東京都青梅市でグローバル補給部品供給拠点である日野グローバルパーツセンターの稼働を開始した。
東京都青梅市にあった青梅部品センターを移転し、延床面積を従来比2万4000m2増の6万1000m2に拡大した。
新施設では、建屋を低層化し、倉庫内レイアウトを見直すことで、納入・出荷時の部品の移動・滞留を最小限に低減。また、最新設備の導入や人力作業の自動化によって作業性を向上させるとともに、部品納入・出荷のレーン数を従来比5倍に拡大することで、従来以上にスムーズな部品受け入れと出荷を可能にした。
さらに、倉庫内全館空調設備の導入やドライバー専用休憩所の設置、ミーティングにも活用できるラウンジを併設したカフェテリアなど、納入事業者ドライバーや拠点内作業者の満足度向上にも取り組んだ。
まずは海外市場向け補給部品から出荷を開始し、順次日本市場向けへと対象を拡大させ、8月から本格稼働を開始する予定となっている。
■日野グローバルパーツセンターの概要
所在地:東京都青梅市末広町2-9-1(野村不動産のLandport青梅I)
延床面積:6万1000m2
稼働開始:5月7日