遠州トラックが5月14日に発表した2019年3月期決算によると、売上高284億1400万円(前年同期比12.6%増)、営業利益15億9700万円(12.3%増)、経常利益15億6800万円(13.0%増)、親会社に帰属する当期利益9億9000万円(15.3%減)となった。
インターネット通販宅配業務への新規参入や、インターネット通販向けの物流拠点間輸送の増加、夏場に家電品や日用品・衛生用品等生活関連貨物の取り扱いが好調だったことが増収に寄与した。
セグメント別の売上高は、物流事業が282億6500万円(12.9%増)で、内訳は輸送部門が200億8100万円(17.3%増)、倉庫部門が81億8400万円(3.3%増)。その他(不動産事業等)は1億4800万円(22.3%減)だった。
次期は、売上高315億円(10.9%増)、営業利益19億5000万円(22.1%増)、経常利益19億3000万円(23.1%増)、親会社に帰属する当期利益12億5000万円(26.2%増)を見込んでいる。