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Qxpress Corp./物流プラットフォーム提供で60億円の投資を誘致

2019年06月12日/SCM・経営

グローバル物流プラットフォームのQxpress Corp.は6月12日、グローバル私募ファンド「Crescendo Equity Partners」から5000万ドル(約60憶円)規模の大規模投資を誘致するのに成功したと発表した。

今回の投資の誘致にはアメリカ最大の投資銀行(IB) ゴールドマン・サックス(The Goldman Sachs Group)がQxpressの財務諮問を、グローバル法律事務所 Dechert LLPが法律諮問を担当した。

Qxpressはグローバルショッピングモール キューテン(Qoo10)(eBayが、日本で展開するオンラインマーケットプレイス)を基盤に2010年に設立された物流トータル企業。Eコマースに特化された物流プラットフォームを行使し、毎年30~40%以上の売り上げを伸ばしてきた。

日本を中心にシンガポール・韓国・アメリカ・中国・インドネシアなどで法人を運営しており、これらの国を含む台湾・ドイツ・香港など世界各地で11個のフルフィルメントサービスを提供している。

今回の投資で、QxpressはITシステムを組み合わせた従来の物流事業をより強化できるようになった。さらに、ブロックチェーンを活用した物流管理システムの構築など新たな事業の発掘にも乗り出す計画を立てている。

Qxpressは、2019年8月に東京・品川に営業支社を設立、千葉・船橋にある1700坪規模の物流センターの自動化設備に投資し、海外EC販売(CBT)及び海外物流サービス事業を拡大する予定だ。

さらに米国・東南アジア・台湾で従来の国際配送事業の規模を拡大、マレーシアに新規法人を設立し、多国家間の物流ネットワークも強化していく方針。

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