LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





キューネ・アンド・ナーゲル/AI活用の貨物輸送プラットフォームを導入

2019年07月09日/IT・機器

  • 関連キーワード
  • 荷主

キューネ・アンド・ナーゲルは7月9日、AIを活用した陸上貨物輸送プラットフォームetrucKNow.com(イートラックナウ・コム)を導入すると発表した。

従来より展開してきたオンラインサービスをさらに拡大。オンライン上で陸上貨物の需要と供給を仲介することで、荷主は素早くトラックを予約でき、同時に輸送業者もビジネスチャンスを容易に獲得することができる。

このプラットフォームは、2023年までに陸上輸送分野で310億米ドル超の市場規模に成長すると予測されるタイで最初に導入された。その後、2019年から2020年にかけてインド、ベトナム、シンガポール、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリアに展開される予定(日本での展開は未定)。

etrucKNow上では、荷送人はシンプルな見積もりとレート比較のページにアクセスできる。出荷詳細が提供されると、AI対応エンジンが複数の発着地を検証することで見積比較プロセスを合理化および自動化し、最も競争力のある見積もりを顧客に提示する。導入キャンペーン期間中はプロモーションコードによって割引を提供することも可能だ。

etrucKNowのもう1つの重要な機能は、荷主と輸送業者にとって不可欠なリアルタイムの可視化。プラットフォーム上のリアルタイムトラッキングおよびトレース機能を通じて、荷主と輸送業者は貨物またはドライバーの所在地を常に把握できる。また、配送の区切りで必要に応じたサービスアラートを受け取ることもできる。

さらにetrucKNowでは、陸上輸送を必要とする荷主がネットワークのプラットフォームにアクセスする事で、登録済輸送業者は空の貨物スペースや輸送ルートをビジネスチャンスに変える可能性を高める。興味のあるトラックベンダーはetrucKNow.comでアカウントを登録することができ、審査および入会プロセスの対象となる。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース