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UPS/2019年第2四半期、全部門で営業利益増を達成

2019年07月25日/決算

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UPSは7月25日、2019年第2四半期の業績を発表し、売上高は180億4800万ドル(前年同期比3.4%増)、調整後営業利益21億6400万ドル(6.3%増)、調整後純利益17億200万ドル(1.0%増)だった。

概要では、2019年第2四半期の1株当たり利益(EPS)は1.94ドル、調整後EPSは1.96ドル。米国国内小口貨物部門の1日あたりの取扱量は7%超増、「UPS Next Day Air」は30%超の急増だった。

また、米国国内小口貨物部門の営業利益は約29%増、調整後ベースでは8%増、国際小口貨物部門の営業利益率は18.9%に上昇、調整後営業利益率は19%。サプライチェーン/フレート部門の営業利益は約26%増、調整後営業利益は10%超増。営業活動によるキャッシュフローは42億ドル、調整後フリーキャッシュフローは約22億ドルとなった。

2019年通期の調整後希薄化後EPSガイダンスを7.45ドル~7.75ドルに据え置き。

UPSのデビッド・アブニー会長兼最高経営責任者(CEO)は、「トランスフォーメーションの取り組みによってネットワーク全体の効率性が向上し、成長戦略と相まって、当社のすべての部門が増益を達成した。先日、中小企業向け配達管理サービス「UPS My Choice for Business」の開始、小口貨物の受け取り場所「UPSアクセスポイント」の拡大、より経済的な国際輸送サービス「UPS Worldwide Economy」の開始など、中小企業を対象とした広範な新商品およびサービスを展開することを発表したが、これらによる収益増も見込まれている」と話している。

なお、米国国内小口貨物部門ではすべての商品で取扱量が大幅に増加し、中でも「UPS Next Day Air」の取扱量は30%超と急増した。翌日配達サービスの急激な伸びは、EC取引における輸送需要の増加によるものとしている。

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