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商船三井/船舶ゼロ・エミッション代替燃料のワーキンググループ発足

2019年08月05日/CSR

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商船三井は8月5日、CCR(Carbon Capture & Reuse)研究会に入会し、「船舶ゼロ・エミッション代替燃料に関する業界横断のワーキンググループ」を発足したと発表した。

<CCR技術>

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CO2と水素を組み合わせる「メタネーション技術」によって生成される合成メタン「メタネーション燃料」を化石燃料の代替燃料として使用し、国際海運のバリューチェーンにおけるCO2排出抑制を目指す。

メタネーション燃料は、ゼロ・エミッションを実現する技術になり得ることから、欧州諸国や国内電気、ガス事業者なども注目している。

今回、ワーキンググループを立ち上げることで、舶用メタネーション燃料導入と、そのサプライチェーン構築を目指し、他業界、他企業、官庁関係とも協力してメタネーション燃料の検討・普及に取り組む。

CCR研究会は、産業界から排出されるCO2を再生可能エネルギー由来水素と組み合わせ合成メタン等の代替エネルギーを提供することで、化石燃料の使用量削減に実効的なカーボンニュートラルの対策を提案するとともに、2050年に向けた新たなエネルギー供給システム構築に寄与することを目指し設立された。

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