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日本郵船/オランダの工科大学生に環境・デジタライゼーションの取組紹介

2019年08月05日/CSR

日本郵船は7月30日、オランダのデルフト工科大学の学生35名と教授1名の訪問を受け入れ、中期経営計画のテーマとして掲げている「Digitalization and Green」についての取り組みを紹介した。

<デルフト工科大学の学生と交流>

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日本郵船を訪問した学生達は、グリーン分野でのLNG燃料船やNYKスーパーエコシップ2050(SES2050)、日本における洋上風力発電の現況について、また、デジタライゼーション分野での有人自律運航やSIMS(Ship Information Management System)の活用などについての説明を受けた。

さらに、危機管理室で日本郵船の安全運航に関する取り組みや、危機対応体制を学び、航海情報をデジタル管理する運航支援装置「J-Marine NeCST(ネクスト)」の操作を体験した。学生からは、SES2050の各要素技術の開発状況や安全対策の詳細について多くの質問があり、日本郵船の取り組みや海運業界への理解を深める機会になった。

今回の訪問は、デルフト工科大学のカミンスキー教授が欧州におけるスロッシング(船体の動揺でLNGなどの液体貨物がタンク内で激しく移動する現象)の研究の第一人者で、グループ会社のMTIが行っているLNG船でのスロッシングリスク評価に関する研究プロジェクトに協力していることから実現した。

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