ユーピーアールは10月15日、2019年8月期決算を発表し、売上高116億7100万円(12.6%増)、営業利益7億5600万円(18.9%増)、経常利益10億800万円(25.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億7300万円(1.1%増)となった。
物流事業の売上高は105億2800万円(10.7%増)、営業利益は17億9200万円(6.2%増)だった。
各企業の物流に対する関心は引き続き高く、トラックドライバー不足、人件費の高騰などにより更なる効率化・省力化が求められている。また国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動にパレット等の活用が推奨されるなど、パレット輸送への関心は高まっている。
併せて家庭紙パレットの共同利用サービスが一定の成果をあげたことから、他業種からのパレット輸送の問い合わせも増加している。またアシストスーツ事業では、2018年9月に発売を開始したサポートジャケット(Bb+FIT)の販売が順調に推移しており、前年から大幅な増加で推移している。
来期は、売上高125億円(7.1%増)、営業利益9億7500万円(28.8%増)、経常利益12億円(19.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億7500万円(35.2%増)を見込んでいる。