日本シグマックスは4月22日、アシストスーツ「アシストギア 腰ユニット」をリニューアルし、“腰サポーター”一体型で、あらゆる作業時の腰への負担を軽減する「メディエイド アシストギア 腰2」の販売を開始した。
リニューアルポイントは、サポート力と装着感の向上。腰サポーターにアジャスター付き補強ベルトを付け、3段階の高さ調整と取り外しが可能な胸ベルトも採用した。また、幅広い体型をカバーできるよう改良した。
従来モデルは2021年5月に発売。物流業界をはじめ、さまざまな現場で活用されているが、顧客から寄せられた「より快適に装着できるデザイン」や「長時間の作業でもストレスを感じにくい仕様」などの声に応えた。
持ち上げ・中腰姿勢などの辛い姿勢をサポートし、立ち姿勢の時も腰の負担を軽減することができるという。膝上で装着するため動きやすく、かさばらない設計で、装着しやすいのも特徴だ。装着したまま休憩や車の運転もできる。
腰痛は「4日以上の休業を要する職業疾病」の約6割を占める労働災害となっており、特に重量物を取り扱う製造業、物流業などでの対策が課題となっている。これらの業種では、機械化・自動化が進む一方、人力での作業が残るケースも多く、作業員の高齢化もあり、身体アシストの必要性が高まっている。
日本規格協会/重量物の取扱いプロセスをJIS化 労働環境改善に貢献