商船三井は11月14日、サムスン重工業と共同開発した「超大型コンテナ船向け船首風防」が、10月30日に独DNVGLから設計基本承認(AIP)を取得したと発表した。
<超大型コンテナ船向け船首風防>
今回開発した船首風防は、設置することで東アジア~欧州航路運航時の風圧低減効果として約2~4%のCO2排出量削減が期待できる。
商船三井は、これまで2015年に6700個積み中型コンテナ船「MOL MARVEL」向けに船首風防を開発し、約2%のCO2排出削減効果を実証している。
また、サムスン重工業は自社で超大型コンテナ船向けに船首風防を開発しており、今回両社が共同で開発に取り組むことで、知見や経験を元に船型にあわせた最適な風防を設計した。