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JR貨物/モーダルシフト対応で鉄道貨物の輸送能力増強

2019年12月13日/未分類

JR貨物は12月13日、物流業界のトラックドライバー不足などを背景とした鉄道貨物輸送の需要に対応するため、サービス向上に向けた4件の新たな取組を発表した。

<移転リニューアルした松山貨物駅>

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松山駅(貨物)では、付近の連続立体交差事業に伴い、同駅を予讃線「北伊予駅~伊予横田駅間(伊予市)」へ移転し、あわせて駅名を松山貨物駅に改称。

移転後の新駅は、コンテナ車を最大13両まで取扱可能なコンテナホームを有し、新しい貨物上屋も設置。これにより駅構内でウィングボディタイプのトラックによる持込・取卸作業が可能となり、「積替ステーション」としても利用できるほか、高速道路を利用した愛媛県南部からのアクセスが向上する。

また、全国でも利用ニーズが高い区間では、輸送需要に応えるため輸送力を増強。

「大館駅発-隅田川駅着」の路線では、新潟貨物ターミナル駅(1時28分発)~熊谷貨物ターミナル駅(7時46分着)間で、「隅田川駅発-新潟貨物ターミナル駅」の路線では、熊谷貨物ターミナル駅(15時34分発)~新潟貨物ターミナル駅(20時4分着)間で、ともに12フィートコンテナ25個の輸送力を新設する。

<大型コンテナ輸送ネットワークの拡充>

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「宇都宮貨物ターミナル駅-高松貨物ターミナル駅」間では、新たに31フィートコンテナの輸送ルートを往復で設定し、大型コンテナの輸送ルートを拡大。

<3両を新製するEF210形式>

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輸送機材については、機関車13両、コンテナ4050個、フォークリフト143台を新製し、安全性の向上と安定輸送を推進することで輸送品質の向上を図る。

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