NECネクサソリューションズは1月14日、画像認識技術と文字認識技術を活用した「被写体認識基盤サービス INVOICEモデル」の新サービスを発表した。
<貿易書類からのデータ入力業務の効率化活用イメージ>

<物流倉庫における貨物情報確認業務の効率化イメージ>

利用方法は、取引先から送られてきた「INVOICE」や「PACKING LIST」といった貿易書類をスキャンしてクラウド上にある文字認識エンジンで処理する。読み取り結果がテキストやCSVデータとして保存されるため基幹システムへの入力作業の効率化につながる。
フォワーダー事業者など貿易書類に記載された情報をシステムに手入力している企業にとって、昨今の人材不足の中で課題となっていた業務の省力化が期待できる。
「被写体認識基盤サービス INVOICEモデル」の販売価格は登録する帳票種類と毎月の読取処理項目数により異なるが帳票登録を100種類、月間読取処理数を1万項目とした場合月額利用料金は8万円(税別)。そのほか初期費用として約80万円が必要。貿易書類の他にケースマーク(荷印)を読み取るモデルもある。
新サービスのリリース開始は2020年3月を予定している。