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鈴与シンワート/4~12月の売上高0.6%増、営業利益632.2%増

2020年02月14日/決算

鈴与シンワートが2月14日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高105億2500万円(前年同期比0.6%増)、営業利益3700万円(632.2%増)、経常利益6000万円(103.0%増)、親会社株主に帰属する四半期損失1800万円(前期は3600万円の四半期損失)となった。

物流事業の売上高は23億9600万円(2.7%増)、営業利益は1億9400万円(10.6%減)となった。

売上高については、倉庫事業で、適正料金への改定が進み、また営業体制強化によるスポット貨物の取込みにより増収となった。港運事業では、オリンピック需要が一段落したことや原糖本船のずれ込み等の影響により減収となった。

陸運事業では、小麦粉輸送の堅調、前事業年度末より継続している長距離中継輸送等が、セメント輸送の減少や乗務員不足の不稼働をカバーし、増収となった。

利益については、倉庫事業は、適正料金への改定により利益は増えたものの、業務効率化を目指すため導入した倉庫管理システムの償却開始や一時的な残業増等により、減益となった。港運事業では、荷役機器による作業効率化、利益率の良い新規商材が増量していることで増益となった。

陸運事業では、小麦粉輸送において適正料金への改定を獲得したことなどで堅調、セメント輸送の減少などをカバーして増益となった。

通期は、売上高149億円(3.6%増)、営業利益3億2000万円(330.1%増)、経常利益3億1100万円(195.6%増)、親会社株主に帰属する当期利益2億4400万円(982.0%増)を見込んでいる。

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