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東急不動産/次世代物流センター創出へ冷凍冷蔵対応等で業務提携

2020年02月28日/物流施設

東急不動産は2月28日、物流業界を取り巻くさまざまな社会課題を、東急不動産ホールディングスグループの総合力やパートナーシップにより解決するべく、企業連携の強化に取り組むと発表した。

<次世代物流センター創出への取り組み>

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具体的には、「冷凍冷蔵設備への対応」および「業界初の空間音響サービス」の推進を通じて、次世代物流センター創出をめざす。

冷凍冷蔵対応では、ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリング、JA三井リースとの業務提携契約を締結した。

<3社の関連図>

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冷凍冷蔵設備のフロンガス規制、冷凍冷蔵倉庫施設の老朽化による新築・建替え需要が拡大していることから、冷凍冷蔵倉庫業界最大手「ニチレイロジグループ」のエンジニアリング事業部門であるニチレイ・ロジスティクスエンジニアリング、およびJA三井リースと2020年1月に業務提携契約を締結し、冷凍冷蔵倉庫の新築・建替え促進に取り組むとしている。

テナントの要望に応える冷凍冷蔵倉庫の施設開発、ニチレイ・ロジスティクスエンジニアリングは冷凍冷蔵設備の企画設計ならびに竣工後の設備運用支援、JA三井リースは冷凍冷蔵設備のリース事業を連携して行う。

今後はBTS型での冷凍冷蔵倉庫建設以外に、ドライ倉庫建設においても、設計段階当初より一部床に冷凍冷蔵設備が設置可能な設備・床加重などを取り入れることで、小規模テナントに対応したソリューションを展開していく予定だ。

また、東急不動産が開発した物流施設内において、音や香りなど五感に訴える空間づくりを行っている。「LOGI’Q 白岡」「LOGI’Q 三芳」では、ビクターエンタテインメントが提供する空間音響サービス「KooNe[クーネ]」を物流業界で初めて導入した。ハイレゾ音源を用いたバイオフィリックデザインで、聴覚を中心とした居心地のよいリラックス空間を創造している。仕事のストレスを軽減し、コミュニケーションや創造性を向上させる場を提供する。

さらに、樹をメインとしたブレンドを調香し、「LOGI’Q」らしさを表現したオリジナルのアロマも、「LOGI’Q 白岡」「LOGI’Q 三芳」のエントランス共用部に導入している。ストレスを軽減し、気持ちよく一日を始められるアロマスペースデザインを提案している。

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