帝国データバンクは3月4日、新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査をまとめ発表した。
<新型コロナウイルス感染症による業績への影響>
<マイナスの影響がある場合 日別推移>
それによると、新型コロナウイルス感染症による自社の業績への影響、「マイナスの影響がある」と見込む企業は63.4%。内訳をみると、「既にマイナスの影響がある」が30.2%、「今後マイナスの影響がある」が33.2%となった。
「影響はない」とする企業は16.9%だった一方で、「プラスの影響がある」(「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」の合計)と見込む企業は1.7%にとどまった。
また、「マイナスの影響がある」と見込む企業を日別にみると、日を追うごとに、マイナスの影響を見込む割合が増加した。特に、新型コロナウイルス感染症の基本方針決定以降は7割を超え、その傾向が顕著に表れた。