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日鉄興和/無人コンビニ「600」へ出資、物流施設へも展開へ

2020年03月30日/物流施設

日鉄興和不動産は3月30日、キャッシュレス無人コンビニ事業を展開する「600社」に対し2億円を出資するとともに、同社との業務提携契約を締結したと発表した。

<無人コンビニ600イメージ>
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この業務提携により、今後日鉄興和が開発する集合住宅に600社が運営する無人コンビニ「600」(ろっぴゃく)を積極的に設置し居住者の利便性向上を図るとともに、600社の販路拡大を支援していく。

集合住宅は、2020年4月~2023年3月着工予定棟数は約60棟(分譲・賃貸マンション/着工済みを含む)。

また、本出資を皮切りに、日鉄興和の事業と親和性の高いスタートアップ企業の探索・支援を今後も継続していくとしている。

今後は購買データを活用し、マンション居住者に特化した最適商品を検証・提供していくとともに、マンション居住者向けの機能開発を推進していく。

さらに、所有・運営する大規模複合ビル「インターシティ」シリーズ、中規模ハイグレードオフィスビル「BIZCORE(ビズコア)」シリーズ、物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)」シリーズにも順次設置していく予定だ。

なお、600社は、独自に開発した自動販売機で無人コンビニ「600」を運営するスタートアップ企業。RFIDタグを利用した商品管理を行っており、利用者は専用端末にクレジットカードを通し好きな商品を取り出すだけで自動的にクレジット決済され、キャッシュレスで商品を購入することができる。

また、無料通話アプリ「LINE」等のチャットツールを通じ、希望する商品を600社に直接リクエストすることも可能。商品の売れ行きなど利用者の動向が定期的にレポーティングされることで、設置者はデータに基づき品揃えを改善することができる。

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