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プロロジス/千葉県八千代市に2棟合計28万m2の物流施設開発

2020年04月09日/物流施設

プロロジスは4月9日、千葉県八千代市で、マルチテナント型物流施設2棟からなる「プロロジスパーク八千代」の開発に着手すると発表した。

< 「プロロジスパーク八千代 1」(右奥)・「プロロジスパーク八千代 2」(左)完成予想図 >
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<位置図>
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<「プロロジスパーク八千代 1」は、地域初のダブルランプウェイを備えた高スペック施設>
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1棟目として開発する「プロロジスパーク八千代 1」は、2021年4月に着工を予定しており、八千代市内では初めてのダブルランプウェイを備えた大型の賃貸用物流施設となる。

「プロロジスパーク八千代」の開発予定地は、首都圏物流の大動脈である国道16号から約2kmと至近に位置し、東京都市圏の消費地および関東広域への配送にも最適な立地である。

自動車20分圏内には20万人が居住し、周辺には複数の住宅街が立地する。京成電鉄本線「勝田台」駅および東葉高速鉄道「東葉勝田台」駅より、当地までバスで15分とアクセスしやすく、従業員雇用にも有利な立地である。開発地区内には、バスの操車場、商業施設、給食センターの建設が予定されている。バス操車場の整備に伴いバス増便が予定されており、さらなる通勤利便性向上が期待できる。

また、地盤が強固であるとともに、ハザードマップにおいて液状化や浸水 の想定外地域であり、防災面でも優れている。

開発地区は、当初ニュータウンの開発を予定した住宅用途であったが、住民自治会からの提案制度による地区計画の策定を行うことで産業用途への変更が行われた。

2棟全体の開発用地は約11万6800m2であり、1棟目の「プロロジスパーク八千代 1」は、約6万9300m2の敷地に5階建てのマルチテナント型物流施設として開発する。

八千代市内では初めて、ダブルランプウェイを備えた大型賃貸用物流施設となる。上り下り専用のランプウェイにより一方通行のトラック動線を確保し、各階のトラック バースに 45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能な仕様とする。

ワンフロアの賃貸面積は、基準階では約2万6000m2、1階で約 2万8000m2を確保する。各階トラックバースの間口は11mスパンを採用。4tトラックであれば、1スパンに3台の着車が可能となる。また、1階倉庫に両面バースを採用し、入居カスタマーの多様なオペレーションのニーズに応えられる計画となっている。

■概要
名称:プロロジスパーク八千代 1
開発地:千葉県八千代市保品
敷地面積:約6万9300m2
計画延床面積:約15万9700m2
構造:地上5階建て、柱 RC+梁S造 (予定)
着工予定:2021年4月
竣工予定:2022年9月

名称:プロロジスパーク八千代 2
開発地: 千葉県八千代市保品
敷地面積:約4万7500m2
計画延床面積(予定):約11万3000m2

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