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日本郵便/福島・二本松郵便局の業務再開へ、感染防止対策を改善

2020年04月21日/SCM・経営

日本郵便は4月21日、新型コロナウイルスのクラスター感染が発生した福島県二本松市の二本松郵便局について、4月22日から業務を再開すると発表した。

二本松郵便局では、4月7~11日にかけて計9名の社員が新型コロナウイルスに感染(現在は全員陰性を確認済み)。初の感染者が発生した4月7日に全業務を休止し、社員全員を自宅待機としたうえで、9日に社屋の消毒作業を実施。配達業務に限り、二本松市と保健所の確認を得て、4月13 日から一部を再開している。

今回、自宅待機中の社員に感染者との最終接触日から14日間経過しても症状がないことや、社屋内の消毒を適切に実施したこと、 当時、窓口業務と配達業務で感染者と利用客の間に感染に結び付く対応がなかったことなどから、保健所と相談・調整を行い、4月22日から業務を再開することとした。

なお、二本松郵便局では、業務再開にあたり従来の感染予防対策を改善する。

社員については、健康管理のさらなる徹底を図るとともに、マスク着用や手指消毒、1時間ごとの換気、3密の回避を徹底させる。施設面では、レイアウト変更によって施設内でのソーシャルディスタンスを確保する。

集配業務については、局内作業時の分散出勤や社員の密集を避けることに加え、書留郵便物やゆうパック等の配達を非対面で実施。窓口業務では最小限の窓口で対応し、カウンターに飛沫感染防止の「ビニールカーテン」を設置するほか、平日の開設時間を1時間短縮し19時までとする。

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