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モノフル/「トラック簿」の利用ドライバー数1.8万人突破

2020年05月11日/IT・機器

モノフルは5月11日、物流施設や工場などでのトラックの長時間待機問題解消につながるサービス「トラック簿」の提供開始から1年が経過し、ドライバー数は、当初の計画を上回り1万8000人を超えたと発表した。

トラック簿を利用することで、倉庫管理者とドライバーが対面することなく受付できるため、ソーシャル・ディスタンスを保つことが可能となる。

1周年を記念して、導入企業の声を公表している。事例1となる浜松倉庫では、月額0円の受付機能から利用開始(フリープラン利用)。

<導入現場の風景(受付時の様子) >
20200511monoful1 520x292 - モノフル/「トラック簿」の利用ドライバー数1.8万人突破

導入前、事務所では、運送会社とのやりとりや、集計業務に多大な時間がかかっていた。また、待機時間や作業時間も正確な時間をとれておらず、システム化をしたかったものの、受付機能だけのサービスがなかなか見つからなかった。

導入後の効果として、事務員の受付業務及び構内に入場してからのトラック呼出等の時間が短縮された。また、状況の可視化ができるようになり、改善点を見つけやすくなった。

事例2として、ダイキン工業を挙げ、ドライバーの98%が待機時間を30分未満へ短縮(スタンダードプラン利用)の実績を得た。

< 導入現場の風景(バースの管理) >
20200511monoful2 520x296 - モノフル/「トラック簿」の利用ドライバー数1.8万人突破

導入前、待機時間削減のためにExcelによる予約運用を始めていたものの、運送会社とのやりとりや、集計業務に多大な時間がかかっていた。また、待機時間や作業時間も正確な時間をとれていなかった。

導入後、予約時間を目指して入場するとともに、SMSによるスムーズな呼出しにより、ドライバーの98%が予約時間に対する待機時間を30分未満へ短縮することができた。また、電話やFAXによる予約調整やトラック呼出しだけでなく、紙の受付簿から Excelに打ち込み加工していた時間など、倉庫内の工数削減を達成できた、としている。

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