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NSユナイテッド/3月期の売上高1.8%減、営業利益21.0%減

2020年05月11日/調査・統計

NSユナイテッド海運が5月11日に発表した2020年3月期決算によると、売上高1484億1500万円(前年同期比1.8%減)、営業利益70億4000万円(21.0%減)、経常利益54億7900万円(29.6%減)、親会社に帰属する当期純利益59億4700万円(36.3%減)となった。

外航海運事業では、ドライバルクが第3四半期まで概ね前年度以上の水準で推移したものの、年末以降に豪州やブラジルでの悪天候や新型コロナウイルスの影響から、大型船を中心に大幅に下落。タンカーは、原油、ガス輸送共に旺盛な輸送需要が市況を牽引し、VLCC(大型原油運搬船)・VLGC(大型LPG運搬船)ともに市況は堅調に推移した。

内航海運事業では、ドライバルクで鉄鋼関連輸送が前年度を下回ったほか、セメント関連貨物がおおむね計画通りに推移。タンカーは、LNG輸送量が計画を上回ったほか、LPG輸送量も化学原料用の好調な国内需要を受けて増加した。

なお、2021年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスの影響を現時点で合理的に算定することが困難なため、未定としている。

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