ハマキョウレックスが5月11日に発表した2020年3月期決算によると、売上高1224億7100万円（前年同期比5.7％増）、営業利益101億9000万円（2.8％増）、経常利益106億1800万円（2.5％増）、親会社に帰属する当期純利益62億3300万円（5.6％増）となった。
物流センター事業の売上高は685億9500万円(11.6％増)、営業利益は75億3400万円(14.6％増)。2018・2019年度に受託したセンターが順次業績に寄与しており、2018年12月にHMKロジサービス、2019年12月にシティーラインを子会社化したことも業績の拡大につながった。
新規の物流受託数は15社。2018年度に受託した1社を含む16社中15社が稼働しており、残り1社は2020年4月以降の稼働を目指して準備を進めている。
物流センターの総数は2018年度末から2センター増加し、117センターに。2021年3月期には、愛知県内で延床面積3300坪の自社センター建設を予定している。
貨物自動車運送事業の売上高は538億7600万円（1.1％減）、営業利益26億4800万円（20.4％減）で、物量の減少などが収益を押し下げている。
次期は、売上高1210億円（1.2％減）、営業利益100億円（1.9％減）、経常利益103億円（3.0％減）、親会社に帰属する当期純利益60億円（3.7％減）を見込んでいる。
