郵船ロジスティクスは5月21日、兵庫県尼崎市にサプライチェーン・ソリューションサービスを提供する物流施設「大阪ベイロジスティクスソリューションセンター」を開設したと発表した。
大阪ベイロジスティクスソリューションセンターでは、梱包や保管、検品、配送などのコントラクト・ロジスティクスを一元管理し、顧客の要望に合わせたオーダーメイドのサプライチェーン・ソリューションサービスを提供する。
サプライチェーン可視化システム「Yusen Vantage Performance」によるリアルタイムでの在庫状況の把握、輸入貨物などの一定エリア巡回配送、取引先ネットワークを生かした高度な梱包作業なども対応可能で、コントラクト・ロジスティクスを一貫して提供し、顧客のコスト削減や業務の効率化に寄与する。
また、大阪港と神戸港の中間に位置し、それぞれ車で30~40分とアクセスの良い立地にあるほか、南海トラフ地震による津波ハザードマップ上で津波による浸水被害が想定されないエリアにあることから、BCP対策の施設として機能することも期待している。
■大阪ベイロジスティクスソリューションセンター概要
所在地:兵庫県尼崎市扶桑町1-19
倉庫面積:約7000m2
郵船ロジスティクス/大塚製薬とSAF利用の輸送サービス利用契約締結