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国分グループ本社/シンガポールで卸売り事業会社に出資

2020年05月27日/SCM・経営

国分グループ本社は5月27日、100%子会社である KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.が、コモンウェルスグループの卸売事業会社である TCGC Pte.Ltd.の株式を取得したと発表した。

国分グループは、第10次長期経営計画において海外事業の「基幹」事業化を掲げており、アセアン事業はその柱の一つ。シンガポールは高い所得水準をベースとした食品市場とアセアンエリアにおける経済、物流、情報の中心であり、アセアン事業の中核地と位置付けている。

同国においては、アセアンエリアを統括する KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd.、物流事業を行う Commonwealth KOKUBU Logistics Pte.Ltd.を展開してきた。今回、卸売事業会社を立ち上げるとともに、コモンウェルスグループが構築しているサプライチェーンネットワークを生かし、シンガポール国内での販売強化、及び周辺国との輸出入事業の拡大を図っていくとしている。

■会社概要
商号:TCGC Pte.Ltd. KOKUBU Commonwealth Trading Pte.Ltd.に社名変更予定
所在地:シンガポール
事業内容:食品(ベーカリー、アイスクリーム、スープ類等)の卸売業
資本金:135万シンガポールドル
出資比率:KOKUBU SINGAPORE Pte.Ltd. 70% Commonwealth Capital Pte.Ltd.グループ 30%
従業員数:6名

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