シーアールイーが6月12日に発表した2020年7月期第3四半期決算によると、売上高は176億1700万円(前期比4.3%増)となり、営業利益は11億7600万円(9.8%減)、経常利益10億6900万円(5.1%減)、親会社に帰属する四半期純利益7億9400万円(0.5%減)となった。
不動産管理事業は、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、管理面積が堅調に推移したことから、安定的に収益が計上された。加えて、2018年12月に連結子会社化したロジコムの業績が寄与したことから、売上高は169億1059万2000円(4.2%増)、営業利益は15億7326万9000円(1.1%減)となった。
物流投資事業は、開発物件であるロジスクエア各物件のリーシング及び建設を進めているところであり、売上高は4808万2000円(34.8%減)、営業損失は1億4271万6000円(前年同期は6591万9000円の営業損失)となった。
アセットマネジメント事業は、CREロジスティクスファンド投資法人のアセットマネジメントフィー等が順調に計上されたことに加え、運用資産の取得に係るアクイジションフィー等を計上した結果、売上高は7億2155万3000円(19.2%増)、営業利益は4億2080万3000円(27.5%増)となった。
通期は売上高436億円(82.1%増)、営業利益25億円(51.4%増)、経常利益21億円(52.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益13億円(86.6%増)を見込んでいる。
わらべや日洋/物流関連事業の売上高0.5%減、営業利益9.6%増