拓洋は7月14日、埼玉県吉川市に2023年竣工予定のマルチテナント型1.78万m2の物流施設1棟全体の賃貸契約を締結したと発表した。
締結したのは、伊藤忠都市開発が開発する(仮称)アイミッションズパーク吉川美南で、竣工後は拓洋の「吉川市美南物流センター」として稼働する予定だ。
拓洋ではこのところの新型コロナウイルス感染によるライフスタイルの変化から、取り扱う食品関係の物量が増加し、倉庫需要の逼迫から新しい倉庫を求めていた。顧客からの引き合いも多く、場所的にも埼玉県三郷市に近い場所と、利便性の高い倉庫ということで正式契約したもの。
また、現在はドライ中心だが、顧客からは冷凍・冷蔵食品の要望も強く、今後早急に検討していくとしている。
立地は、東京外環自動車道「外環三郷西IC」から約6km、吉川美南駅東口周辺地区土地区画整理事業地内の土地であり、JR武蔵野線「吉川美南」駅から約950m(徒歩約12分)の場所に位置する。
近接する三郷エリアは首都高速道路、東京外環自動車道、常磐自動車道の結節点であり、関東エリア全域をカバーし、特に東京都内及び埼玉県南部の大消費地へのアクセスに優れた立地であることに加え、2018年6月に東京外環自動車道・千葉県区間(三郷南IC~高谷JCT)が開通したことで更にアクセスの利便性が向上した物流集積地。
■概要
名称:(仮称)吉川市美南物流センター
所在地:埼玉県吉川市高久555他
交通:東京外環自動車道「外環三郷西IC」から約6km
JR武蔵野線「吉川美南」駅から約950m(徒歩約12分)
敷地面積:約1万586m2
延床面積:約1万7848m2
着工:2022年4月(予定)
竣工:2023年9月(予定)