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川崎重工/シンガポール企業からLPG焚きLPG運搬船受注

2020年07月16日/IT・機器

川崎重工業は7月16日、シンガポールのKUMIAI NAVIGATIONと8万4000m3型LPG(液化石油ガス)燃料LPG運搬船1隻の造船契約を締結した。

新造船は、坂出工場で建造し、2022年の竣工を予定している。

LPGと低硫黄燃料油を推進燃料とし、燃料油使用時に比べ、排気ガス中の硫黄酸化物(SOx)やCO2などの排出量を大幅に削減することで、2020年から強化されたSOx排出規制や、2022年にさらに強化されるEEDIフェーズ3にも適応する。

また、上甲板にLPG燃料タンクを装備し、貨物とは別に燃料用のLPGを積載可能。LPG燃料タンクとカーゴタンクを配管で接続することで、必要に応じてカーゴタンクからLPGを注ぎ足すことができる。

■主要目
全長:230.00m
幅:37.20m
深さ:21.90m
夏期満載喫水:11.60m
タンク容量:8万4000m3

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