NSユナイテッド海運が7月31日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高315億6500万円(前年同期比12.9%減)、営業利益6400万円(95.8%減)、経常損失2億5400万円(前期は9億6000万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益21億3300万円(82.2%増)となった。
外航海運事業では、ドライバルクで期末に向けて大型船を中心に市況が回復したものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響等で期を通じて低調に推移し、前年同期比で減収減益となった。
内航海運事業では、鉄鋼関連輸送やセメント関連輸送、タンカーによるLNG・LPG輸送が新型コロナウイルスの影響等で前年同期を下回り、前年同期比で減収減益となった。
通期は、売上高1450億円(2.3%減)、営業利益43億円(38.9%減)、経常利益30億円(45.2%減)、親会社に帰属する当期純利益50億円(15.9%減)を見込んでいる。
センコン物流 決算/4~6月の売上高12.8%増、営業利益62.5%増