三井E&Sホールディングスは7月31日、子会社の三井E&S造船の商船事業について、常石造船と資本提携すると発表した。
今後、三井E&S造船と常石造船の間で詳細な検討を実施し、具体的な対象事業の内容・範囲や取引形態等を確定。12月末を目途に最終契約書を締結し、2021年10月に常石造船へ三井E&S造船の株式の一部を譲渡する。三井E&Sホールディングスは、株式譲渡後も三井E&S造船の親会社の立場を維持する。
三井E&S造船と常石造船は、2018年5月から商船事業分野で業務提携し、設計開発力やコスト競争力の強化を通じて受注の拡大等に協力して取り組んできた。
今回の資本提携により業務提携をさらに深化させ、シナジーを発揮することで、グローバル競争に勝ち抜くための競争力を強化する狙い。