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鴻池運輸/4~6月は売上高8.7%減、営業利益76.4%減

2020年08月13日/決算

鴻池運輸が8月13日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高708億4800万円(前年同期比8.7%減)、営業利益7億9700万円(76.4%減)、経常利益14億1700万円(59.0%減)、親会社に帰属する当期利益9億9300万円(56.3%減)となった。

複合ソリューション事業は、鉄鋼関連分野での高炉バンキング(一時的な休止)を含めた減産により、構内請負業務が減少し、COVID-19影響継続による世界的な旅客便減少により、空港関連分野でのチェックインカウンター業務やグランドハンドリング業務等が大幅に減少し、売上高484億9800万円(10.4%減)となった。

利益も、食品関連分野における巣ごもり消費需要増や単価改定寄与はあったが、鉄鋼関連分野での減産影響、空港関連分野での業務大幅減少の影響や、輸入自動車整備業務での取扱台数減等をカバーできず、14億9200万円(62.9%減)だった。

国内物流事業は、COVID-19影響継続による店舗の臨時休業やイベントの中止など経済活動の停滞に伴い物流取扱量が減少し、また、大型テーマパーク休園による関連業務減少等により、売上高105億9100万円(9.9%減)となり、利益も、物流取扱量の減少等により、4億4500万円(33.0%減)だった。

国際物流事業は、COVID-19影響による輸出入貨物取扱量減、インド貨車輸送取扱量減等により、売上高は117億5800万円(0.0%減)、利益には、航空便数減少による航空貨物運賃単価上昇等により、3億2500万円(54.7%増)だった。

2021年3月期の通期連結業績予想には、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による影響を精査中であり、現時点では合理的な算定が困難であるため、未定としている。

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