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アルフレッサHD/医療用医薬品等卸売事業で物流機能強化

2020年11月05日/決算

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アルフレッサホールディングスは11月5日、2021年3月期第2四半期決算を発表した。

その中で、医療用医薬品等卸売事業において、「グループ物流の高度化、効率化と標準化」への取り組みとして、2020年7月、連結子会社のアルフレッサは、ヤマトホールディングスの連結子会社であるヤマトロジスティクスと、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器、医療材料および診断薬等の「ヘルスケア商品」の共同配送スキームの構築に向けた業務提携契約を締結した。これにより、ヘルスケア商品の配送業務効率化および配送能力増強を目指していくとしている。

また、2020年9月、連結子会社の東北アルフレッサは、南東北エリアでの最新鋭の物流拠点として「郡山物流センター」を稼働した。

同センターはGDPガイドラインに準拠し、約2万7000品目の豊富な在庫を有するほか、免震構造の採用や72時間稼働の非常用発電機の設置、建物屋上のヘリポートの設置等により、大規模災害時でも安定的な医薬品供給が可能なだけではなく、営業エリアを超えた緊急対応も可能となっている。

東北アルフレッサでは同センターを東北地方における物流の中核拠点として活用することで、今後も地域医療に貢献していくとしている。

なお、医療用医薬品等卸売事業は2度の薬価改定、新型コロナウイルス感染拡大の影響および価格競争の激化等により、売上高1兆1356億5400万円(前年同期比5.5%減)、営業利益59億7300万円(70.3%減)となっている。

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