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阪急阪神エクスプレス/10月の航空輸出取扱重量、1.3%減

2020年11月06日/調査・統計

阪急阪神エクスプレスが11月6日に発表した10月の航空輸出入取扱実績によると、航空輸出取扱件数は1万2867件(前年同月比0.3%減)、取扱重量は3836トン(1.3%減)となった。

航空輸出の件数は24か月連続、重量は22か月連続で対前年マイナスになった。

TC-1向は、自動車関連の荷動きが復調し、米国中西部向と西部向はヘルスケア関連や半導体関連も好調に推移したほか、その他地域も伸長し、全体では重量ベースで2か月連続の前年比プラスとなった。

TC-2向も、自動車関連、産業機械関連が復調傾向、フランス向や東欧向が伸長し、ドイツ向やベネルクス向も堅調だったものの、全体では重量ベースで31か月連続で前年実績を下回った。

TC-3向は、全般的に自動車関連、半導体・電子部品関連が好調に推移し、中国向が22か月ぶりに対前年プラスに転じたほか、フィリピン向、ベトナム向、インド向も復調したものの、全体では前年実績をわずかに下回り、重量ベースで22か月連続の前年比マイナスとなった。

航空輸入の取扱件数は1万926件(19.6%減)で、13か月連続の前年比マイナスとなった。品目別では、ブランド品、アパレル品関連は好調を維持したものの、電子部品や自動車関連が伸びを欠き、低調な荷動きに終わった。

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