物流博物館は11月6日、マンスリー上映会で「黎明期のフレートライナーとその時代」を映し出した2本の映画を11月29日に上映すると発表した。
11月は、「黎明期のフレートライナーとその時代」をテーマに、1970年頃のフレートライナーが登場する映画2作品を上映する。鉄道とトラックの協同一貫輸送が急速に拡大する契機となった「山陽フレートライナー」の運行から50年を迎えたことにちなんだ企画で、合わせて国鉄が作成したパンフレットの展示も行う。
映画の1本目は「この変貌の日に」1970年/22分/カラー/製作:電通・電通映画社/企画:日本通運。
内容は高度経済成長期の、新しい変化に富んだ時代に対応した、日本通運の陸海空の輸送の姿を概観した作品。
2本目は「荷役は変る-第四集 システム化への道-」1971年/21分/カラー/製作:鹿島映画/企画:日本通運。
内容は流通革新における荷役・輸送・保管・包装・情報などの部門別の改革から、個々の輸送技術の機能的な組み合わせ=システム化による効率化が求められる中、パレチゼーション、コンテナリゼーション、トレーラー方式などシステム輸送の基本となる作業方式について、さまざまな実例を挙げながら解説した作品だ。
■概要
日時:11月29日
第1回:10時30分~11時30分
第2回:14時00分~15時00分
※上記作品を1日2回上映
場所:物流博物館
港区高輪4-7-15
TEL:03-3280-1616
(品川駅高輪口・都営浅草線高輪台駅よりいずれも徒歩7分)
定員:各回15名 ※要電話予約(名前・住所・電話番号が必要)
料金:無料 ※要別途入館料。高校生以上200円・65歳以上100円・中学生以下無料