ファイズホールディングスが11月13日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高60億8400万円(前年同期比32.7%増)、営業利益3億4200万円(前期は900万円の損失)、経常利益3億4100万円(前期は1000万円の利益)、親会社に帰属する四半期純利益2億3700万円(前期は100万円の利益)となった。
ECソリューションサービス事業の売上高は60億5151万8000円(32.3%増)、営業利益は3億3481万4000円(40.6%増)となった。
大手ネット通販会社向けの物流センター運営では、巣篭もり消費の拡大で入出荷量が大幅に増加し、庫内オペレーションの追加作業ニーズに伴い積極的なスタッフ投入を実施した。
また、大手流通業向け一括物流センターの運営が軌道に乗ったほか、新たにネット通販向け配送デポの運営業務もスタート。輸配送領域では、トラック配車プラットフォームサービスの取扱実績が拡大するとともに、実運送を担う中央運輸が連結グループに加わり売上増加に寄与した。
通期は、売上高125億円(17.5%増)、営業利益4億円(14.5%増)、経常利益4億円(14.6%増)、親会社に帰属する当期純利益2億3600万円(28.3%増)を見込んでいる。