川崎汽船は12月9日、持続可能な経済を実現させる活動を行う国際非営利団体(NGO)のCDPから、2020年度CDP気候変動質問書における最高ランク評価である「Aリスト」企業に認定されたと発表した。
「Aリスト」は、気候変動に対する企業の対応において世界のリーダーであると評価された企業に与えられるもの。川崎汽船の「Aリスト」選定は今回で5年連続。
CDPは、2020年に運用資産総額106兆米ドルを有する515超の機関投資家を代表して企業に対して気候変動に関する質問書を送付。これに対し、自社の情報を開示した企業のうち、報告年の排出削減活動などの気候変動対策が特に優秀と評価された上位270社がAリストに認定された。このうち日本企業は53社で、5年以上の連続の選定は川崎汽船を含め4社のみだった。