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日立製作所/日立グループの四輪・二輪車の4社経営統合

2021年01月06日/生産

日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワおよび日信工業は、2021年1月1日をもって経営統合を完了し、自動車・二輪車業界にモビリティソリューションを提供するリーディングカンパニーとして日立Astemoを設立した。

新会社の意志である「先進的かつ持続可能な社会に貢献する技術を通じて安全・快適で持続可能なモビリティライフを提供するAdvanced Sustainable Technologies for Mobility)」を日立Astemoの社名に込めて営業を開始する。

近年において自動車・二輪車業界は、電動化や自動運転、コネクテッド、シェアリングなどCASEと呼ばれるメガトレンドによる急激な変化を迎えており、関連企業においては、業界で求められている先進的な技術や高度なソリューションを生み出すための企業規模とリソースの拡充が必要となっている。

日立Astemoは、パワートレインシステム、シャシーシステム、先進運転支援システムのコア事業において、自動車や二輪車における先進的なモビリティソリューションを創出するグローバルメガサプライヤーとして誕生した。

拡充した企業規模と統合した4社の技術力によって、成長事業分野であるCASE領域における技術革新をリードする。加えてエンジニアのリソースを最適化し、次世代技術の開発を加速させると同時に、高度なソフトウェアを部品に組み合わせ、モビリティソリューションの分野でのグローバルリーダーシップポジションを確立する。

日立Astemoは、日本をはじめ中国、インドを含むアジア、北・南米、欧州などを網羅する世界27か国に約9万人の従業員を擁し、グローバルな拠点体制で事業を展開するとしている。

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