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日鉄エンジニアリング/日通の「刈谷北物流センター」を竣工

2021年01月21日/物流施設

日鉄エンジニアリングは1月21日、日本通運より受注した「刈谷北物流センター」を竣工し、同社に引渡したと発表した。

<刈谷北物流センター外観>
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<刈谷北物流センター内観>
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この施設は、日鉄エンジニアリングが設計・施工一式を担当し、低層物流施設向けシステム建築商品「NSスタンロジ」を採用した案件。また、地震エネルギー吸収能力の高い耐震部材「アンボンドブレース」を使用することで、優れた耐震性能を有する物流施設となっている。

施設の施工にあたっては、施主が営業を継続する同一敷地内での既設建屋の解体と本施設の造成・新築の各工程が連続する工事となったが、安全性・効率性の観点から綿密な事前検討を行った上で工事を計画・実行することにより、所定工期内で無事竣工にいたった。

日本製鉄グループの一員として鋼構造分野に強みを持つ同社は、物流関連施設を重点領域の一つとして実績を積み重ねており、この分野での累計受注実績は約270万m2に上る。今後とも鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かし、SDGs(国連の持続可能な開発目標)に合致する社会・産業基盤づくりに貢献していくとしている。

■概要
名称:日本通運刈谷北物流センター
所在地:愛知県刈谷市一里山町下流1-1
構造:鉄骨造地上2階建て・耐震構造
延床面積:約7974m2
鉄骨重量:約600t
竣工:2020年12月31日

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