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阪急阪神エクスプレス/12月の航空輸出取扱重量29.2%増

2021年01月22日/調査・統計

阪急阪神エクスプレスが1月7日に発表した2020年12月の航空貨物取扱実績によると、航空輸出混載重量は4931トン(前年同月比29.2%増)、航空輸入通関件数は1万1318件(12.4%減)となった。

航空輸出混載重量は24か月ぶりの対前年プラスに。TC1向けは前年比38.4%増で、4か月連続の前年比プラス。米国向けを中心に自動車、電子部品、ゲームが好調で、重量も25か月振りに1000トンを超えた。

TC2向けは前年比76.0%増で、2か月連続の前年比プラス。自動車、建機、医療機器、工作機械が好調だった。

TC3向けは前年比19.7%増で、24か月ぶりの前年比プラス。中国向けを中心に自動車が回復したほか、電子部品や半導体、基地局向け製品や家電が好調で、重量も24か月ぶりに1000トンを超えた。

一方、航空輸入通関件数は15か月連続の対前年マイナスに。国内市場の縮小から改善が進まず、巣ごもり需要で好調だったPC周辺機器やスマホのほか、ブランド品も低調に推移した。

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