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国交省/2022年度からの首都高新料金で骨子案、深夜割引導入

2021年02月08日/SCM・経営

国土交通省は2月5日、第48回国土幹線道路部会で2022年4月からの「首都圏の新たな高速道路料金に関する具体方針」の骨子案を公表した。

<2022年4月からの首都高の料金水準(骨子案)>
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<2022年4月からの首都高での大口・多頻度割引(骨子案)>
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<2022年4月からの首都高深夜割引(骨子案)>
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骨子案によると、首都高では料金体系の整理・統一をさらに進めるため、都市部で5年程度の期間でETC専用化等を概成することなども考慮し、新たな上限料金を設定。料金割引についても整理・統一を図る観点等から、大口・多頻度割引の拡充や深夜割引の導入を実施する。2021年4月までとしていた中型車・特大車の激変緩和措置については、新型コロナウイルスの状況を踏まえ、2022年4月まで1年延長する。

<起終点間の最短距離を基本にした料金決定方式の適用拡大>
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また、起終点を基本とした継ぎ目のない料金の実現に向けては、起終点間の最短距離を基本にした料金決定方式を混雑状況を踏まえつつ外環道の千葉区間にも適用する。

今後は、骨子案を受けて2021年春に「新たな料金の具体方針(案)」が示された後、これに基づいて高速道路会社が具体案を策定し、国による事業許可を経て2022年4月に新たな料金がスタートすることとなる。

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