厚生労働省は3月2日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種を行っている医療機関でディープフリーザーの稼働が停止し、ワクチンが使用不可となった事案について、原因の調査結果を公表した。
ディープフリーザーの納入企業が当該医療機関を訪問し、調査を実施。その結果、機器の故障は認められず、同一の電源コンセントに複数の機器が共有された、いわゆる「タコ足配線」の状態で使用されていたことから電力不足に陥ったことが原因と判明した。
厚生労働省では調査結果を踏まえて、ディープフリーザーを設置した医療機関等に対し、再発防止に向けた注意喚起を行っていくとしている。